プロジェクトの進め方

プロジェクトは、顧客と長崎医療研究所の共同体制のもと、効率的かつ柔軟に進められます。
顧客の皆様が有する知見や経験に、私たちの専門的な問題解決能力や第三者としての
客観的視点を組み合わせることで、経験則やしがらみにとらわれない、新鮮な提案を
創出します。こうして、実際の現場に即し現実性が高く、かつ戦略的視点での施策を
立案し、その実行の推進までサポートします。

改善機会の抽出

まず、顧客と長崎医療研究所の共同チームで、議論や分析を重ねながら、改善すべき課題
(改善機会)を抽出します。ディスカッションやインタビューなどによって院内外の
知見を引き出しながら、財務分析や感度分析、モレ分析などの定量分析やロジックツリーや
業務分析などの手法を駆使して課題分析を行います。こうして、単に現場の経験や勘などからは
思いつかない新たな改善機会を抽出します。重視していなかった部分に、極めて重要な改善機会が
見つかることもあります。

改善策の検討

改善機会を抽出したら、それに対する具体的な施策を検討します。定量分析や
イシューツリーなどを駆使して斬新な改善策を描くとともに、顧客のチームメンバーや
現場の方々と議論しながら、いかに実現させるか、いかに現場に定着させるかという点まで
模索します。こうして、現実的、かつ最もインパクトのある改善策を設計し、
導入を支援します。現場へのパイロット導入を推進して定着を図り、その結果をもとに
さらなる改善策を提案することもあります。

フォローアップ

プロジェクトで策定した戦略や計画も、顧客の現場に確実に定着し、収益上のインパクトを
生まなければ意味がありません。長崎医療研究所はプロジェクトの終了後も適宜必要な
フォローアップを行います。顧客企業が課題を抱えているときに、最初に相談を
持ちかけられる「プライマリー・カウンセラー」として、一つ一つのプロジェクトを
超えて、継続的なサポートを行っています。